テセウスの船 6巻
(ネタバレあり 感想)
6巻です。表紙が怖い!
さつき先生は美人で優しい先生って感じだったのに、こっちの世界線ではめっちゃ嫌な感じの怖いおばさんになっててショック…。
木村みきお(加藤みきお)は逆に、怪しい感じに見せておいてるけど、本当は前から村田藍=鈴だということに気づいていて、それでも藍を愛している(藍が何も打ち明けてくれないことが悲しい)、悪人ではない描き方に見えるので、犯人ではない気がします。
で、藍は加害者親族としての罪悪感からみきおと一緒にいる感があり、本当にみきおを愛しているのか答えられない。そもそもいくら隠しても、子どもができたら籍入れないと不便だし、内縁のまま子どもの出生届出すにしてもやっぱり母親の戸籍上の名前は絶対バレるし、義母の盗み聞きがなくても、遅かれ早かれバレてたよね…。姉ちゃんしっかり。
6巻で佐々木紀子の話が明らかになると思ったら全然そこまで進まなくて肩透かし気味。次巻予告が、義母が鈴姉ちゃんを脅迫して、佐々木紀子のお茶に「お砂糖」(木村鍍金工場に残ってた青酸カリ?)を入れさせる的な流れっぽいんだが、ここでまた証人が消えて降り出しに戻るのはやめてほしい〜。